1/200 航空母艦(現代は多用途運用護衛艦と呼ぶ)  赤城(あかぎ)

飛行甲板と右舷
 
 

飛行甲板は1mm角の桧の角材を 0.5mm厚のアルミ板をベースにして 硬化の遅い エポキシ樹脂系接着剤で接着した

(最初0.5mm厚のプラ板をベースで作ったところ 「ねじれ」が出てしまったため 金属板に変更した)


資料は艦艇保存会の三面図のみ

赤城の舷側は不明な部分が多く 先輩の作られた模型や写真を参考にした。   


 右舷


見難いですが 「舷窓」を開けました  もう少し早い工程で加工すべきでした

製作開始から 約10年  製作中に劣化が始まり 製作しているのか修理しているのかわかりません   

船体内の格納庫の部分には 「般若心経」の写経が 納めてあります



空母のアンテナマストは可倒式のため「高さ」が充分にとれず 無線送受信能力が低かったといわれる

空母に搭載した飛行機は「艦上機」と呼ばれた (戦艦や巡洋艦は「艦載機」)

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 木製の飛行機 に詳細がある


艦尾

喫水線あたりから眺めたところ

飛行甲板裏のビームの工作は手間がかかりました。でも モデラーは 「必ずここを覗く」 ので手は抜けません 

プラ板に「軽め穴」をあけ 帯状にして製作した 
 


船首


飛行甲板下の工作は 船尾 と同じく苦労した部分です
 
木甲板は下張りに0.5mm厚のアルミ板を使ったことで変形することもなく 正解でした。

舷側の「装甲板」の表現は「サフェーサー」を吹いて厚みを作りました。

リベットの工作は 技術的な限界から加工しませんでした。


エレベーター と 艦橋

1mm角の桧棒を並べた木甲板の質感がわかります

エレベーターは1.2mm厚のプラ板です


飛行甲板上には 機体を繋留するための 「眼環」 が 実寸 約1.5m間隔で埋め込まれていたハズです
 
「瑞鶴」には 実写が沢山あり 再現された模型も多いが赤城では 確定できる 資料が見当たらないため 未加工です   その後(2018)「眼環」を加工した

    
 


司令塔と煙突

見難いですが艦橋の海側にアンテナ線を張った

使用している線は 他の艦と同じように 不良になった電子部品(リレー)から取り出した 0.05mmΦの軟銅線 切れやすいのが難点ですが お金はかかりません








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赤城 の左舷  遮風板を立てた状態です、 アンテナマストは可倒できるようにしました



写真をクリックすると拡大します



甲板に 飛行機係留環 (眼環) を表現した   配置図が見つからないので 他の空母を参考にして 推定した
経年劣化で 木甲板 が黒く変色してきた



煙突の ジャッキステー の数 を増 



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