カブトムシの蛹室はクワガタと異なり縦に作ります。
この蛹室を壊したり、強い衝撃を与えたりすると、成虫になれずに死んだり
羽化不全(奇形)になったりする場合があります。
もし蛹室が壊れたり、環境が悪化した場合は、人工蛹室で羽化を待ちます。
写真は、マットの上に出てきてしまった幼虫が蛹になってしまいました。
このまま放置すると100%に近い確率で羽化不全になります。
人工蛹室の作成には色々な方法がありますが、私はトイレットペーパーの芯を
使って作成しました。作成方法はこちらへ
写真はトイレットペーパーの芯で作成した人工蛹室です。
人工蛹室に入れた蛹は、数日で羽化しました。
羽化不全もまく、大成功でした。
通常、7月下旬から8月上旬にかけて成虫に羽化します。
人工蛹室を使えば、羽化の様子が観察できます。
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