蛹室にキノコが!!

幼虫が孵化してから8〜10ヶ月くらいの時期になると幼虫は
蛹になるための部屋(蛹室)を作り始めます。
その部屋の中で蛹になり、羽化(成虫になる)します。
しかし、菌糸ビン飼育をしている場合、羽化する前に蛹室に
菌糸が廻り、キノコが発生する場合があります。
放置すると羽化不全になる確立が高くなり、非常に危険です。
この場合は蛹を掘り起こして、人工蛹室での羽化となります。
蛹を取り出す場合は、慎重に行います。
人工蛹室は市販された物もありますが、園芸用のオアシスで
作成する事も出来ます。

kinoko(1).JPG
蛹室に菌糸が廻ってしまった状態

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jinnkou(2).JPG
オアシスで作成した人工蛹室を飼育ケースに入れ湿らせます。
乾燥防止の為に蓋とケースの間にキッチンペーパー等を挟み蓋をする

この様な状態で羽化するのを待ちます。

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