スマホ 着信検知装置

右がブレッドボードでの回路 試作    定数が決まり 蛇の目基板に製作(左)した 黒い10円玉状が振動センサー  小さな基板が赤外線センサー

電子回路の実験  トランスはアナログ基板とデジタル基板の間のマッチング用(インプットトランスを使うべきだが小さな電源トランスで代用) 

ガラケーの置台を製作 (センサーはコンデンサマイク)    オッシロスコープが登場

左が スマホ2台分の置き台(ガラケーも使える寸法) 右はガラケー スマホの 各 置き台   右端の置き台の真ん中の四角の穴が赤外線センサー

スマホは巾65×130×14 もう一回り 大きいタイプが置ける寸法にしてある      スマホとガラケーを2台並べて センサーや電源を共用しようと考えたが・・・・  問題発生(スペース不足で電子回路が収まらない その他)

赤外線で本体検知する方法は 「太陽の直射」で誤動作が判明  回路を変更し機械的スイッチを自作 (写真では見えないが タクトスイッチを2個使用)  円筒形の筒はコンデンサマイク

2台並べる「ダブルベット式」から 個々に動作する同型を2台製作 (並べれば ダブル)  右隅の緑色の部品がスマホ検知スイッチ   置き台の下部の切れ目は充電コネクターをつけたまま使用できる工夫

試作 完成状態のスマホ置き台  機械的スイッチに2個の爪を出して これが重量で押されてon   原始的だが確実で誤動作も少ない 右端の箱がブザーボックス(有線で本体と接続)  置き台 側面の切り込みはスマホを取り出すとき 指が引っかからない工夫

内部の状況     一番大きい基板がデジタル(直流増幅)基板 右の細長い基板がアナログアンプ   真ん中がスマホ検出用の機械的スイッチ 上部にマイク   右上角がマッチングトランス (インプットトランスを使えば1/4位の大きさにできる)   右のブザーボックス内のリレーは 100vで動作する パトライトや照明器のon off 用 (100v系は未配線)

試作 完了    これから実用試験    振動センサーの代わりに コンデンサマイクを使ったため 感度は十分だが 周波数特性が「よすぎて」話し声や足音 まで検知してしまう  ハイパスフィルターが必要かも    感度調整をつけたが クリチカル   ブザー(ピロピロ音)は できるだけ 本体から離して使用する (10cmくらいでハウリングが起こる)         
電源は ACアダプターで6Vを供給

机にコップを置いたとき や 足音 などをマイクが拾って 誤動作を起こした

防振対策 を施したが有効ではなかった ので 発想を変え 3秒以上連続音が無ければオンしない遅延回路を増設した (左上の基板 555使用) 

ブザーボックスの上に スイッチと白色LEDをつける

ブザーボックス上 のスイッチは ブザー の オン、オフ  

上部の電球は 実稼動時には 100Vで動作する パトライト、照明器 などを接続し着信を光で知らせる ための実験 
スマホに着信があると 呼び出しメロディーの音と振動を検出して 本体右下のランプが点灯(短い衝撃音も表示するが ブザーは鳴らない) 3秒間以上音(振動)を検知すると ブザーのピロピロ音が出る このとき100Vを送っていれば 100Vが出力される  ブザー音が不要のとき 切るスイッチを天板上に設置)     2018−2−22  この状態で実動試験中  

発想を180度反転   スマホのイヤフォーン端子から入力すれば 振動を検知する必要も無い し 置台も不要      着信検知させたいとき は イヤフォーンジャックにプラグを挿すだけ  着信音は 後方のアンプで音量アップする

アンプの名板には5wの表示があるが 聞く限り そんな 大音量ではない 
音量アップの目的で 1石のプリアンプを入れた   この方式のありがたいことは  振動の誤動作は まったく無く(もちろん赤外線も)大音量でハウリングもなく 信頼性が非常に高い

ガラケーは音声出力端子の形状が特殊であるが 変換アダプターを入手した
これで スマホの入力端子が共用で使える

ガラケーの音声出力端子と 変換プラグ

ガラケーの変換アダプター から着信音声信号を入力する  この信号でリレーを駆動し後方の 5wアンプに電源を供給し同時に携帯の着信音も増幅する

1石のプリアンプを入れたことで 音量はアップしたが 歪 も気になる(アンプの入力オーバー??

ガラケーもスマホも同じように使える    着信音が非常に大きな音で聞こえる    100v出力回路で(現在未配線 パトライトを駆動できるようにする

スマホ and ガラケー のイヤフォーンジャックから着信音をピックアップして 増幅  同時に100vリレーを駆動して パトライトなどの「光」をだす

2台の携帯電話の着信音を 合成するためのミクサ回路を製作 

細かな基板に分けて製作 左下は電源トランス その上は整流 定電圧電源回路 真ん中は 約5wのステレオアンプ  右上の基板が2入力ミクサとリレー駆動回路  右下はリレー (100v系のオンオフ)

スマホ入力に使用した ステレオミニプラグ   形状に違いが見られる 奥のタイプ(根元の部分の違いに注目)だと スマホケースに入れ場合 きっちり入らない  手前は 大阪日本橋で購入したプラグ(根元に1mm位の持ち上がりがある) これならOK

完成した スマホ着信検知器の全体  「振動検知」や「置台」は不要   本体からスマホまでは延長ケーブルを使う(左側の巻いたケーブル)  

2台のスマホの着信を監視できる   

2個の「黒いオムスビ状」がスピーカー これも延長ケーブルで本体と距離を自由に取ることができる       

電球はテスト用 (実際は AC電源のパトライトを使う)  同じタップに ささっているのは スピーカー電源用のACアダプタ-(アンプは着信時のみ動作する 少しでも省エネ化) 

箱も 出来上がり  左下の青い四角形が電源トランス その上が6V(正確には5.6Vの定電圧整流回路 6Vの3端子レギュレータの手持ちが無かったため5Vのレギュレータをダイオードで0.6Vアップ) 

真ん中が ステレオ低周波アンプ  

右端の蛇の目基板が 音声入力で約3秒間オンするリレー回路 これで100Vをオンオフする  右下がリレー  

その下は電源スイッチ  左の2個のボリュウムは 左端 リレー感度調整  隣は音量用2連ボリュウム 

新たに部品を購入することなく すべてをジャンク箱の部品で製作した

スマホ/ガラケーの着信を音と光で知らせる装置 完成    安全のためアクリル板で上蓋をつけ 電気的安全に1Aのフューズを入れる    本体は左上のベントー箱  黒い四角形2個はスピーカー   スマホを2台セットできる(写真はガラケー)     電球は「パトライト」の代わり    
実動試験終了2018−3−10

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